ある日、カフェにて…
凛:「ねえ、TikTokで投げ銭してる人見たことある?商品の即売会じゃなくて、ただカラオケしたりトークしてるだけでさ。」
友人A:「もちろん。すごい額を投げてる人もいるよね。でも、それって投げた人にどんなメリットがあるんだろう?」
凛:「それをずっと考えてた。私、この間、年間300万円もギフトを投げた人がその後後悔してる話を読んだの。虚無感がすごくて、愚痴をSNSに書きまくってるみたい。」
友人A:「ああ、そういうの聞くと複雑だよね。確かに盛り上がりや一時の高揚感はあるけど、それで何が残るのかって考えちゃうな。」
投げ銭は昭和のキャバクラ?
凛:「結局さ、TikTokの投げ銭って18歳以上限定なのもわかる気がするんだよね。あれって大人の遊びでしょ?昭和時代で言えば、頻繁に飲み歩いたりキャバクラ通いしてるのと似てる気がする。」
友人A:「なるほど、確かに共通点あるよね。一時的な楽しさはあっても、最後には何も残らない。投げ銭もキャバクラも、自己満足って部分が大きい気がする。」
凛:「そうそう。それが悪いとは言わないけど、無理に投げるのは危険だと思う。経済的に余裕があって、あえて遊びとして楽しめるならいいけど。」
友人A:「でも実際は、他人のリアクションに引っ張られて投げちゃう人も多いんじゃないかな。ギフトを投げた瞬間に配信者が喜んでくれるのって、簡単に達成感を得られる仕組みだし。」
「意識的な投げ銭」と「その先の価値」
凛:「投げ銭する側も、例えば毎月の予算を決めるとか、支援する意味がある人に限定するとか、もっと意識的に楽しむ方法が必要だと思うんだよね。」
友人A:「それいいね。お金を投げること自体を否定するんじゃなくて、どう使うかを考えるってことだね。」
凛:「あと、ギフトの一部を寄付に回すとか、もっと意義のある使い方をプラットフォームが提供してくれたらいいなって思う。」
友人A:「それ、いい提案だね。みんなが『残らない』って思うことを、少しでも意味のある形に変えられたら、もっと健全な文化になるかも。」
カフェを後にしながら…
友人A:「こうやって話してみると、投げ銭文化って考えさせられるよね。一見軽いノリで始まるけど、意外と深い。」
凛:「本当だね。どうせなら、お互いが納得できる形で楽しめる文化にしていけたらいいな。」
友人A:「それができたら、たくさんの人がもっと満足感を持てるんじゃない?」
凛:「うん。そのためには、まず自分の価値観を持って参加することが大事だね。」
TikTokの投げ銭文化は、賛否両論があるものの、使い方次第で楽しみ方も大きく変わるものです。この会話が皆さんの考えるきっかけになれば幸いです!
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