男性アイドル声の実験で見えた「韓流とジャニーズの決定的な差」

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1. きっかけ

Sunoでジャニーズ風の爽やかな男性アイドル声を作ろうと実験していた。 途中、同じ曲を優しい女性ボーカルで繰り返し生成してしまったためにAIが学習し、 勝手にデュエットや女性ボーカルに寄る現象が起こった。 そこで極端に男性的な声を狙ったが、結果として出てきたのは韓流男性アイドル風の声質で、 冷たく支配的な雰囲気、いわゆるサイコパス臭が漂うものだった。

2. 韓流とジャニーズの決定的な違い

観点 ジャニーズ風 韓流男性アイドル風 声質 明るく少年の名残がある 低音に艶があり感情の抑制が効いている 感情表現 優しさ、仲間意識、青春 冷静、完璧主義、支配・誘惑 世界観 身近な恋愛や友情、努力 美と暴力の境界、孤独と支配 音の作り 生バンド寄りのポップス 打ち込み中心の精密サウンド

この「冷たさ」と「完璧さ」がAI生成の結果として サイコパス的な違和感を生んでいた可能性が高い。

3. 偶然現れた「サイコパス韓流ボイス」

戦争で敵を蹴散らすテーマの曲と組み合わせたことで、 「戦場で命令を下す美形司令官」のような音像になった。 声は美しいが人間味が薄く、不気味さが逆に完成度を高めていた。

4. BTSの事例:滑りから世界制覇まで(公式動画付きで比較)

BTSはデビュー直後に国内で伸び悩んだが、 その後SNSと世界戦略により大きく化けた。その変化を公式MVで比較する。

No More Dream(初期)

デビュー曲。ヒップホップ色が強く、反抗的な雰囲気。デビュー当初は国内市場では異端視されがちだった。

Dynamite(世界で大ヒット)

英語詞のディスコポップ。YouTubeとSNSで設計されたグローバル仕様により世界的ヒットを記録した。

5. 自分の実験との重なり

偶然作り出したサイコパス韓流ボイスは、BTSが示した「世界に通じる声のフォーマット」と重なる部分があった。 完璧さと冷徹さを同居させることで強烈な印象を残す構造は、意図的に作れば高い再現性がある。

6. まとめ

ジャニーズ風は感情の共有と親しみを重視する一方で、 韓流風は冷たく美しい支配構造を作り出す。 AI実験で偶然出た韓流的サイコパス声は、現在のグローバルな声フォーマットを示す重要な示唆となった。

この記事は自分のAI音声実験と公式MVを元にした考察である。

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