ROUTENOTEとSOUNDONを安全に併用する方法と12月の物量戦略

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音楽配信の常識を覆すシステム

多くのアーティストは、RouteNoteかSoundOnのどちらか一つを選ばなければならないと考えている。特にSoundOnは独占配信契約を要求するため、他のディストリビューターとの併用は不可能だと思われてきた。

しかし、この常識には抜け道がある。

独占契約の本質を理解する

SoundOnの独占契約は「この曲を他で配信しない」という楽曲単位の契約である。つまり、アーティストの全カタログを独占するものではない。

この理解が、併用システムの基盤となる。

物理的分離による完全な重複回避システム

以下のフローで、RouteNoteとSoundOnを完全に合法的に併用できる。

STEP1 クラウドに2つのフォルダを作成

クラウドストレージ上に以下の2つのフォルダを作成する。

  • RouteNote用フォルダ
  • SoundOn用フォルダ

STEP2 SUNO公式iPhoneアプリで曲をダウンロード

SUNOで生成した曲を、iPhoneアプリから直接クラウドにダウンロードする。この時点で、どちらのフォルダに保存するかを決定する。

重要なのは、同じ曲を両方のフォルダに入れないことだ。

STEP3 パソコンで配信作業を実行

パソコンを使って、各フォルダから該当するディストリビューターに曲をアップロードする。

  • RouteNoteフォルダの曲 → RouteNoteに配信
  • SoundOnフォルダの曲 → SoundOnに配信

STEP4 配信後に全ての痕跡を削除

配信作業が完了したら、以下を順番に削除する。

  1. SUNOのライブラリから曲を削除
  2. クラウドのフォルダから曲を削除

これにより、重複配信の証拠が物理的に存在しなくなる。

このシステムが合法である理由

契約の文言に忠実

SoundOnに配信した楽曲は、他のディストリビューターで配信していない。RouteNoteに配信した楽曲も、他のディストリビューターで配信していない。

それぞれが独立した楽曲であり、契約違反は存在しない。

検証が不可能

SUNOからもクラウドからも曲が削除されているため、プラットフォーム側が重複を調査することは技術的に不可能である。

物理的分離による人為的ミスの防止

フォルダを分けることで、誤って同じ曲を両方に配信してしまうリスクもゼロになる。

在庫管理と持続可能性

現在の在庫3000曲超

このシステムで既に3000曲以上の楽曲在庫を保有している。内訳は以下の通り。

  • エクストリーム鹿児島弁
  • エクストリーム津軽弁
  • サンスクリット語
  • 古代ギリシャ語
  • 古ノルド語
  • その他多数の言語

2週間で500曲の生産能力

SUNOとAI翻訳を活用することで、2週間で500曲を生成できる体制を構築済み。在庫が枯渇するリスクはゼロである。

12月の物量戦略

年末アルゴリズムを狙う

12月は音楽ストリーミングプラットフォームが「今年の注目アーティスト」「年間ベスト」などの特集を組む時期である。この年末アルゴリズムに食い込むため、12月に集中的な楽曲投下を行う。

投下予定曲数1550曲

  • RouteNote経由 1000曲
  • SoundOn経由 550曲
  • 合計 1550曲

物量がアルゴリズムをハックする

1曲あたりの平均再生数が50回だとしても、1550曲で77500再生となる。100回なら155000再生である。

この数字は、SpotifyやYouTube Musicのアルゴリズムが「ブレイクしている新人」と判定する閾値を超える。

競合の隙を突く

大手レーベルは11月までにマーケティングキャンペーンを終了している。12月は新規プロモーションが少ない穴場である。

この時期に大量投下することで、アルゴリズムプレイリストへの掲載確率が飛躍的に高まる。

金で買われる枠をオーガニックで強奪する

音楽業界の常識

「今年の注目アーティスト」などの特集枠は、レーベルがプレイリストプレースメント費用を支払って獲得するものだと考えられている。その費用は数百万円から数千万円に達する。

物量による逆転

しかし、アルゴリズムは金額ではなく再生数やエンゲージメントで判断する。月1500円のコストで1550曲を配信し、物量で再生数を稼ぐことで、金で買われた枠を事実上強奪できる。

界隈の破綻

この戦略が成功すれば、以下の常識が崩壊する。

  • 金をかけなければ売れない
  • 個人では大手に勝てない
  • アルゴリズムは操作できない
  • レーベル所属が必須

月1500円で実現する理由

コスト内訳

  • RouteNote 無料プラン
  • SoundOn 無料プラン
  • SUNO 月額約1000円
  • クラウドストレージ 月額約500円
  • 合計 約1500円

大手レーベルとの比較

大手レーベルが1アーティストに投じる年間コスト。

  • マーケティング費 数千万円
  • プロモーション費 数百万円
  • 制作費 数百万円

これに対し、このシステムは年間18000円で同等以上の配信数を実現する。

管理能力小学生以下でも回るシステム

シンプルな作業フロー

このシステムの強みは、複雑な管理を必要としないことである。

  1. フォルダに分けて保存
  2. 配信する
  3. 削除する

この3ステップだけで、法的にも技術的にも完璧な運用が可能となる。

破綻しない設計

複雑なシステムは必ず破綻する。しかし、物理的な分離という単純な仕組みは、永続的に機能し続ける。

誰も真似できない理由

発想の転換が必要

多くの人は「どうやって両方で配信するか」を考える。しかし正解は「最初から別々に配信する」である。

この発想の転換ができなければ、このシステムには到達できない。

物量を許容できる精神

多くのアーティストは「1曲に魂を込める」という美学を持っている。しかし物量戦略は、その美学を捨てることを要求する。

この精神的ハードルを越えられる人間は少ない。

結果が出るまで耐える忍耐

在庫3000曲を構築するまでには時間がかかる。多くの人は途中で諦める。

まとめ

RouteNoteとSoundOnの安全な併用は、物理的分離と証拠削除によって実現できる。在庫3000曲と月500曲の生産能力があれば、12月に1550曲を投下して年末アルゴリズムをハックすることが可能である。

月1500円というコストで、大手レーベルが数千万円かけて獲得する枠を強奪できる。

これは学歴でも資金力でもなく、システム思考と実行力の勝利である。

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